2017.11.13ライフワーカー

キラキラした素敵な女性を目指して、毎日を笑顔で

汐留シティセンターオフィスにある資生堂ジャパン株式会社にお勤めの山岸ありささん。
子育てをしながら、働き方改革を進めるママワーカーです。
仕事の上でも、毎日笑顔を大切に過ごす日常の様子について語っていただきました。

――まず、山岸さんの職歴についてお話し頂けますか?
学生の頃から美容と洋服に関心があり、資生堂の子会社THE GINZAに入社したのがきっかけでした。
その後、資生堂ジャパンに再就職して現在に至ります。

――資生堂ジャパンがどういう会社なのか、教えていただけますか?
「多くの人々との出会いを通じて、新しく深みのある価値を発見し、美しい生活文化を創造する」という企業理念のもと、資生堂化粧品の企画/販売などを行っている会社です。



――山岸さんは、具体的にどういうお仕事をされているのでしょうか?
コスメティクスブランド事業本部の企画管理部という部署で総務を担当しています。担当業務で「働き方改革」の窓口をしています。
その中でサテライトオフィス、ワークスタイリングの担当も務めています。
具体的には、サテライトオフィス活用による業務効率の改善、有給/年休の取得の促進を行っています。

――やはりサテライトオフィスの利用は、働き方改革に繋がるものなのでしょうか?
そうですね。
営業部門ではサテライトオフィスの利用やIT機器の活用により移動時間の削減ができ、生産性の向上が図れると考えています。

――実際に、山岸さん自身の働き方も変わってきているのでしょうか?
私は、現在、育児時間を取得中です。
会社が働き方改革を打ち出したことで、年休取得を推進しており、今まで以上に働きやすくなっているという実感があります。



――福利厚生には、具体的にどのようなものがあるのでしょうか?
いろいろありますが、育児関連に特化していえば、私の取っている育児時間や子供のための看護休暇があります。
看護休暇は未就学児に限ってですが、子供に熱が出た場合など、年に5日まで有休を取得できるという制度です。

あとは「予防接種」の際も、休みが取得可能となっています。
母親としては、本当にありがたいと思っています。

育児休業は、最長で子供が満3歳になる前まで取得することができるという面でも、子育てを応援してくれている会社だなと感謝しています。
周りの協力・助けがあってこそですが、復帰後もスムーズに仕事を行うことができます。



――育児時間を取られているとのことですが、お子さんは何人いらっしゃるのでしょうか?
11歳と4歳、2人の娘がいます。

――普段、仕事と子育ての両立で大変なこともあるかと思いますが、リラックスやリフレッシュ方法があれば教えて頂けますか?
一番は友人と会話することです。
いわゆるママ友や学生時代の友人と一緒に子連れで会い、食事しながら話すということが、リラックスというかストレス発散方法になっています。

たまに疲れたなと感じる時には、家で子供にご飯を食べさせた後、ビールを飲みながらゆっくりすることもあります(笑)。
あとは、旅行も好きなので、以前はよく温泉などに行っていました。

今は、子供が小さいのであまり遠出はできませんが、ハワイも好きなので、子供が大きくなったらまた家族で行けたらいいなと思っています。



――山岸さんが仕事をする際に大事にされている、仕事のモットーがあれば教えていただけますか?
私だけではなく、資生堂全体でも取り組んでいることですが、「情報共有しながら、チーム一丸となって取り組む」ことをモットーとしています。

業務に行き詰まった時には同僚に相談します。
個人的には「為せば成る」と思いながら邁進しています。

――仕事に対するモチベーションは、どういうところにあるのでしょうか?
サポート業務が多いですが、ひとつひとつ積み上げたことが完結した時は、達成感で仕事のモチベーションが上がります。

プロジェクトメンバーで目標を達成できた時も、モチベーションがアップする瞬間ですね。



――山岸さんは、仕事のON・OFFをどのように意識されていますか?
ONとOFFは、自然と切り替えられている方ではないかと思いますね。
とはいえ、家に帰ると今度は家事が忙しくて何も考える暇がなく、OFFの時間はあっという間に終わってしまいます(笑)。

私は些細なことで悩んでしまうこともあるので、上手く切り替えられない場合もあります。そういう時は、夫に話しを聞いてもらうようにしています。
最近は、5年生の娘に話すことも多いですね。

分からないなりに話しを聞いてくれて、いつも「大丈夫だよ!」と励ましてくれるんです。(笑)

――山岸さんの1日は、どういう流れなのでしょうか?
内勤での事務仕事が多い為、ほとんどは会社にいます。
朝一でメールチェック後、今日一日の業務内容を確認します。
私が在席しているフロアとは別フロアに他部門が入居しており、日頃の運動不足解消にと、できる限り階段を使用して、4フロアを移動しています。
着いた時には息切れすることもありますが・・・(笑)

お昼も社内で食べることが多く、週2、3日はお弁当を持ってきて、リフレッシュルームで食べていますね。

また汐留シティセンター内では、販売しているお弁当も本当に充実しているので、週1回程は買ってきたお弁当を食べることもあります。

外へランチにいくときは、銀座まで行くこともあります。
また、お昼休みを使って汐留シティセンター内のマッサージ屋さんを利用するなど、時間を上手く使い、気分転換しています。



――通勤時間はどういう風に過ごされていますか?
朝は通勤時間が重なるママ友と、色々話をしながら情報共有しています。
また子供と一緒に家にいると、なかなかニュースを見る時間が取れないので、ひとりの時はスマホでニュースチェックをしています。

――ファッションや持ち物などで、気をつけていることがあれば教えて頂けますか?
髪が短いので、アクセサリーやピアスはつけるようにしています。
どこかで女性らしさを表現したいですね。

――育児をしながら働く女性として、注意していることや大切にしていることはありますか?
そうですね。業務の進捗管理と情報共有はしっかり行うようにしています。

あとは、夫とのスケジュール調整ですね。
親子共に体調管理には十分気をつけるようにはしていますが、娘が風邪を引いた場合などは、どちらが調整できるか話し合って決めます。

常に会社の上司や同僚など、周りのサポートしてくださっている方への感謝の気持ちを忘れないようにしています。



――職業人として尊敬できる人はいますか?
憧れる方はいますね。
社内には、イキイキと働かれている方が多く、本当にキラキラした素敵な女性がたくさんいます。
私もそんな風になれたらいいなと思いますね。

――最後に、山岸さんにとって「働く」とはどういうことかを教えて頂けますか?
「社会との繋がり、仕事を通じて自分自身を成長させること」でしょうか。
今は育児時間を取得中のため、両立するのに大変なところもありますが、いずれ子供が手を離れたら、今以上に会社へ貢献していきたいと思います。

出産、育児を通して、子育てをしながら働くことの大変さも実感しましたので、今度は自分ができるだけフォローしていけたらいいなとも思います。
これから先、育児経験を生かした仕事ができたらいいですね。 


山岸ありさ
資生堂ジャパン株式会社
コスメティクスブランド事業本部 企画管理部
資生堂ジャパンコスメティクスブランド事業本部の企画管理部で、働き方改革の窓口を担当。サテライトオフィス活用による業務効率の改善、有休/年休の取得の促進に携わる。

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