2017.08.29ライフワーカー
Just do it. 挑戦すれば、たとえ失敗しても得るものがある。
霞が関ビルディングにあるEY税理士法人に勤務されている守分満さん。
子供の頃から海外生活が長く、その分、日本が好きになり、日本の企業、そして社会をより良くするためにオン・オフを問わず活動していきたいと語ってくださいました。
―― EY税理士法人に入社されるまでの経緯を教えて頂けますでしょうか?
大学を卒業して大手重工業メーカーに入社し、経理を担当しました。
その後、ヨーロッパの統括拠点の立ち上げプロジェクトに参加するためロンドン駐在となり、CFOとして5年程勤務しました。
拠点の立ち上げから再編、税務や財務だけでなく、人事、総務、法務、ITなどロンドンでは管理業務全般を経験させて頂いたので、そこで得た知見をさらに会社の垣根を越えて活用できているのが、EY税理士法人だと思います。
――EY税理士法人では、どのようなお仕事をされているのでしょうか?
企業による国際的なビジネスのお手伝いを、主に税務の観点から包括的に行っています。
世界150カ国以上に事務所があるので、現地のスタッフと連絡を密にし、チームとして動くことが多いですね。
僕は国際税務部のマネージャーという立場ですから、クライアントの期待に沿えるサービスをスケジュール遵守で提供できるよう管理も行っています。
――海外とのやりとりが多いと時間も不規則になりがちでは?
リモートワークが可能なので、朝自宅でメールのやりとりをしてから出勤するなど、時間は自己管理できますね。
――オフィスの近くでホッとひと息つけるお気に入りの場所はありますか?
霞が関ビルディングの1階は意外と緑が豊かなので、コーヒーブレイクをとることがよくあります。
コーヒー好きなので、普段はマイタンブラーを持参しているんです。
――オンでもオフでも、常に心がけていることはありますか?
Just do it.
僕は元々、そういうタイプでは無いので、だからこそ肝に命じています。
ロンドン駐在時の上司が「とにかくやってみろ!」という方で、その方からいろいろ学びました。
挑戦すれば、たとえ失敗しても得るものはあるし、発見もありますから、迷ったらとりあえず行動するようにしています。
やらないで後悔するなら、失敗して後悔したほうがいい。
――守分さんがオフタイムに行っているプロボノ活動とはどのようなものなのでしょうか?
「公共善のために」を意味するプロボノは、元々広告や法曹専門家により始められた、自らの社会経験や専門知識を活かして、一般的にそれらにアクセスがない非営利団体や中小企業を支援する、社会貢献活動です。
いくつかの団体があり、僕が参加しているサービスグラントはスキルやノウハウを提供して非営利団体を支援する団体で、プロジェクトマネジメント、マーケティング、ウェブ製作、コピーライターなど、さまざまなスキルを持つ人たちが集まっています。
僕がいま携わっているのは、乳がん患者のための乳房再建手術を啓蒙する団体のサポートです。
予算の確保や企業とコラボレーションする方法等について一緒に考えています。
サービスグラントでは『わたす日本橋』を活動拠点のひとつとして利用させて頂いており、サービスグラントが行っているさまざまなプロジェクトの関係者が定期的に集まりミーティングを開催しています。
――プロボノ活動の他、休日はどんな過ごし方をされていますか?
週末は月に2〜3回、山梨のワイナリーに行って醸造用ブドウ栽培のお手伝いをしています。
ワインが好きで、飲むだけでは飽き足らなくて栽培から醸造までの具体的な行程を体験して知りたくなったんです。
また、社会人になってから登山をはじめました。
頂上までは厳しい行程ですが、雄大な景色を眺めると日頃の悩みも消えてしまいます。
――オンもオフも活動的な守分さんですが、その原動力は何でしょうか?
子供の頃、ドイツで暮らしていて「ベルリンの壁崩壊」を間近にしました。
その後も湾岸戦争やユーゴスラビア解体など、激動する歴史を肌で感じました。
そのとき、幼いながらもより良い社会を形成するために働きたいと思ったことが僕の原点です。
また、海外生活が長かったからこそ、日本が好きになりました。
日本の企業がより力強くなって欲しいと願っていますし、今の職場ではそのお手伝いが多少なりともできているという達成感があります。
オンもオフもより良い社会を形作るために仲間と切磋琢磨すること。それが僕にとっての働くということです。
守分満
EY税理士法人
国際税務部 マネージャー
大手重工業メーカーでの工場・本部経理、ロンドン駐在を経て、2015年12月、EY税理士法人に転職。国際的にビジネスを展開している日系企業を中心に、グローバル税務戦略の構築を包括的に支援している。プライベートではプロボノ活動の他に、登山や、山梨のワイナリーで醸造用ブドウ栽培の手伝いをするなど、オン・オフ共に充実した日々を送っている。
子供の頃から海外生活が長く、その分、日本が好きになり、日本の企業、そして社会をより良くするためにオン・オフを問わず活動していきたいと語ってくださいました。
―― EY税理士法人に入社されるまでの経緯を教えて頂けますでしょうか?
大学を卒業して大手重工業メーカーに入社し、経理を担当しました。
その後、ヨーロッパの統括拠点の立ち上げプロジェクトに参加するためロンドン駐在となり、CFOとして5年程勤務しました。
拠点の立ち上げから再編、税務や財務だけでなく、人事、総務、法務、ITなどロンドンでは管理業務全般を経験させて頂いたので、そこで得た知見をさらに会社の垣根を越えて活用できているのが、EY税理士法人だと思います。
――EY税理士法人では、どのようなお仕事をされているのでしょうか?
企業による国際的なビジネスのお手伝いを、主に税務の観点から包括的に行っています。
世界150カ国以上に事務所があるので、現地のスタッフと連絡を密にし、チームとして動くことが多いですね。
僕は国際税務部のマネージャーという立場ですから、クライアントの期待に沿えるサービスをスケジュール遵守で提供できるよう管理も行っています。
――海外とのやりとりが多いと時間も不規則になりがちでは?
リモートワークが可能なので、朝自宅でメールのやりとりをしてから出勤するなど、時間は自己管理できますね。
――オフィスの近くでホッとひと息つけるお気に入りの場所はありますか?
霞が関ビルディングの1階は意外と緑が豊かなので、コーヒーブレイクをとることがよくあります。
コーヒー好きなので、普段はマイタンブラーを持参しているんです。
――オンでもオフでも、常に心がけていることはありますか?
Just do it.
僕は元々、そういうタイプでは無いので、だからこそ肝に命じています。
ロンドン駐在時の上司が「とにかくやってみろ!」という方で、その方からいろいろ学びました。
挑戦すれば、たとえ失敗しても得るものはあるし、発見もありますから、迷ったらとりあえず行動するようにしています。
やらないで後悔するなら、失敗して後悔したほうがいい。
――守分さんがオフタイムに行っているプロボノ活動とはどのようなものなのでしょうか?
「公共善のために」を意味するプロボノは、元々広告や法曹専門家により始められた、自らの社会経験や専門知識を活かして、一般的にそれらにアクセスがない非営利団体や中小企業を支援する、社会貢献活動です。
いくつかの団体があり、僕が参加しているサービスグラントはスキルやノウハウを提供して非営利団体を支援する団体で、プロジェクトマネジメント、マーケティング、ウェブ製作、コピーライターなど、さまざまなスキルを持つ人たちが集まっています。
僕がいま携わっているのは、乳がん患者のための乳房再建手術を啓蒙する団体のサポートです。
予算の確保や企業とコラボレーションする方法等について一緒に考えています。
サービスグラントでは『わたす日本橋』を活動拠点のひとつとして利用させて頂いており、サービスグラントが行っているさまざまなプロジェクトの関係者が定期的に集まりミーティングを開催しています。
――プロボノ活動の他、休日はどんな過ごし方をされていますか?
週末は月に2〜3回、山梨のワイナリーに行って醸造用ブドウ栽培のお手伝いをしています。
ワインが好きで、飲むだけでは飽き足らなくて栽培から醸造までの具体的な行程を体験して知りたくなったんです。
また、社会人になってから登山をはじめました。
頂上までは厳しい行程ですが、雄大な景色を眺めると日頃の悩みも消えてしまいます。
――オンもオフも活動的な守分さんですが、その原動力は何でしょうか?
子供の頃、ドイツで暮らしていて「ベルリンの壁崩壊」を間近にしました。
その後も湾岸戦争やユーゴスラビア解体など、激動する歴史を肌で感じました。
そのとき、幼いながらもより良い社会を形成するために働きたいと思ったことが僕の原点です。
また、海外生活が長かったからこそ、日本が好きになりました。
日本の企業がより力強くなって欲しいと願っていますし、今の職場ではそのお手伝いが多少なりともできているという達成感があります。
オンもオフもより良い社会を形作るために仲間と切磋琢磨すること。それが僕にとっての働くということです。
守分満
EY税理士法人
国際税務部 マネージャー
大手重工業メーカーでの工場・本部経理、ロンドン駐在を経て、2015年12月、EY税理士法人に転職。国際的にビジネスを展開している日系企業を中心に、グローバル税務戦略の構築を包括的に支援している。プライベートではプロボノ活動の他に、登山や、山梨のワイナリーで醸造用ブドウ栽培の手伝いをするなど、オン・オフ共に充実した日々を送っている。
ライフワーカー
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