2023.02.20

&well健康コラム|マスクが誘発!? 口周りのトラブル

マスクの着用が日常化された今日、口臭や肩こり、頭痛、肌トラブルなどの悩みや不調を感じることはありませんか?

皆さんは、すでにマスク生活には慣れっこになっていると思いますが、マスクの長時間着用で時には体調不良を誘発することもあります。

そこで、マスクが原因のひとつと考えられる悩みや不調とその解消法を紹介。今週は「口周りのトラブル」についてお届けします。

マスクと上手に付き合って、快適な日々をお過ごしください。

  1. 「むし歯、口臭、歯ぐきの腫れ」などが気になる
  2. 「首や肩のこり、あごの痛み」が気になる
  3. 「マスク老化」が気になる

1. 「むし歯、口臭、歯ぐきの腫れ」などが気になる

■■ ドライマウスになっていませんか? ■■

マスクの長時間着用によって誘発される口腔トラブルのひとつに、口呼吸によるドライマウスがあります。
マスクをしていると息苦しさから、自然と口呼吸になりやすくなり、その状態が続くと唾液が枯渇して口の中が乾いてしまいます。すると口内バクテリアから歯や歯ぐきを守れなくなり、歯ぐきの腫れやむし歯、口臭が起こりやすくなります。

▼△▼ 解消法 ▲▽▲

食事はよく噛み、ブクブクうがい!

マスク生活やリモートワークを続けていると、会話や表情を作る機会が減って、口周りの筋肉が衰えて口呼吸を助長してしまいます。それを防止するために、たくさん笑ったりよく噛んで食事をしたり、ブクブクうがいなどで口周りの筋肉を鍛えて、鼻呼吸へと誘導しましょう。

2. 「首や肩のこり、あごの痛み」が気になる

■■ 歯の食いしばりはありませんか? ■■

マスクを着用していると、ゴム紐によってあごが後ろへわずかに押されます。するとそれを押し返そうと力が入り、歯の食いしばりなどであご周りの筋肉に疲労が蓄積。顎関節症や肩こりなどを引き起こす可能性があります。
もしあごの痛みを感じたら、耳紐のサイズ調整ができるマスクなどを選びましょう。

▼△▼ 解消法 ▲▽▲

あごのこりをほぐす、咬筋マッサージ!

口の力を抜いて、頬骨の下の咬筋を円を描くように指先でマッサージしましょう。
ポイントは「毎日短時間」「気持ちいい」と感じる程度に行うこと。
やりすぎは、お肌にダメージを与えてしまうのでご注意ください。

3. 「マスク老化」が気になる

■■ お口"ポカン"と開いていませんか? ■■

最近自分の顔を鏡で見て、「口角が下がって老けたな...」と感じませんか?
マスクをしていると口元の緊張感がなくなり、表情をあまり動かさないクセがついてしまいます。しかもリモートワークで会話時間が減って、笑顔になることも減少して筋肉が動かないため、頬がたるんでいってしまいます。

▼△▼ 解消法 ▲▽▲

口角を上げて、マスクの下も笑顔を!

マスクを着用していると、口元が隠れているので気が緩んで無表情になりがちです。しかし、油断は禁物。たとえマスクを着用していても、口角を上げて笑顔のキープを心がけましょう。それだけで頬のたるみをケアして、マスク老化を防止することができます。

マスクによる口周りのトラブルは、ちょっとしたことで回避が可能です。
次回は、「頭痛や集中力の低下」「コミュニケーション不調」などについてご紹介します。

*不調の原因や症状には個人差があります。気になる症状が続く場合は、かかりつけ医に相談してください。

当コラムにおける情報は、2021年11月執筆時点の情報であり、掲載後の状況により、内容の変更が生じる場合があります。

また、当コラムは「&well健康コラム」より引用作成しております。

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