2015.07.31

「三井のオフィス」で働くママたちの第1回ランチタイム座談会リポート

子育てをしながら仕事をすること。それは多くの女性にとって特別なことではなくなったとはいえ、まだまだ簡単なことではありません。働くママたちを応援するために必要なこととは? 「三井のオフィス」で働くママ同士が知り合うきっかけを提供し、「子育てしながら働くママ」のサポート活動を行っていきたいとの思いからスタートした、「三井のオフィス」ママコミュニティプロジェクト。まずは第一弾として、三井のオフィスで働くママたちのリアルな声を座談会でお聞きしました。

仕事復帰はママをサポートする制度や夫の協力があってこそ!

この日、日本橋harappaに集まっていただいたのは、三井不動産、三井不動産ビルマネジメントで働くママたち。みなさん、産休・育休を経て職場復帰をされた方々です。

「今は共働きが当たり前になり、働くママをサポートする制度も充実してきましたよね」との話からスタートした座談会。復帰して人事課に勤務されているママからは「人事課として率先して制度を活用しています!」との実体験に即したお話も。子育ての経験やママならではの目線が現在の仕事に役立っていると言う意見もある一方で、育児をしながらの仕事はやはり周りに迷惑をかけているのではという気持ちもあると言います。「でも、この経験は財産なので、後輩たちが仕事を続ける環境を作りたい。それが会社のためになると思っています」という、心強い言葉が印象的でした。

また、「復帰から2年、家庭内でルールができたことで、家事や育児がうまく回っていて、落ち着いています」と話してくれたのは3歳のお子さんを持つママさん。ご主人との協力体制ができ上がって、仕事と育児の両立ができていると言います。ほかのみなさんも口を揃えて、「夫が協力的です!」とのこと。育児に仕事に忙しい毎日、ママたちの強い味方はやはり"夫"なのですね。

働くママ同士の交流が増えることで仕事も育児も前向きに!

育児をしながら働くうえで、ママたちが抱える不安を聞いてみたところ、「来年、子どもが小学生になるので学童保育のこと」、「子どもの成長過程で精神的フォローが必要になったとき」、「夫に転勤があったりしたら、仕事と育児を両立できるか」といったことがあげられました。似た境遇のママ仲間と情報交換ができたり、先輩ママからの経験談が聞けたりする場がほしいとの声が参加者全員からありました。

「産休や育休中は会社の情報が入らないので、上司や同僚だけでなく、職場復帰した先輩ママの話が聞けると安心できていいですね」と言うママさんは、上司と子どもを会わせる機会があれば、ママの立場を理解するきっかけになるとの期待も。「自分とは違う職種や立場の人たちの子育ての話を聞くのは面白いので、ぜひ交流してみたい」、「働き始めると、新しい出会いの時間を自分で作ることは難しいので、気軽に参加できる場があるといいですね」、「区や市でママたちが集まる場を作ってくれていますが、働くママは参加できないことも多い。昼休みなどに会社がしてくれると参加しやすいですよね」など、働くママにとって、例えば昼休みに会社の近くで気軽に集まることのできるママ同士の交流が、仕事にも育児にも活かされそうです。

日々忙しく時間に追われながらも、ママたちは大変意欲的! キャリアアップのための講習会などもあれば参加したいという積極的な声も聞かれました。ママだからこそできる仕事、広げられる人間関係をサポートすることで、働くママたちをもっともっと応援できればと思います。

 今後も「三井のオフィス」ママコミュニティプロジェクトは、"住む場所"だけではなく"働く場所"で、環境の近いママと出会い、お役立ち情報を得たり・悩みを共有したりする場をご提供します。

column