2023.11.10

NECネッツエスアイ提供セミナー「乳がんとの向き合い方~家族や職場の理解と共感~」開催レポート

2人に1人が生涯でがんに罹患する確率があるという現代、がんの治療は誰にでも起こりうる病気です。また医療の進化により、がんの治療をしながら仕事や子育てなどと両立が必要となる方も増えています。「もしも自分や家族に治療が必要となったとき、仕事や子育てと両立することは可能なのか」など、不安を抱く方も多いのではないでしょうか。

そこでNECネッツエスアイ株式会社様(以下「NESIC」)ご提供のもと、がんの治療と仕事の両立について、認定NPO法人マギーズ東京共同代表理事/元日本テレビ記者・キャスターの鈴木美穂様に、ご本人の経験談のなかで、ご自身が闘病中に感じたこと、同僚や上司からどういったサポート、声がけがあると働きやすかったか、家族からのサポートなどについてお話しいただきました。
本セミナーは第1部:講演、第2部:トークセッション、第3部:質疑応答の3部構成で進行いたしました。

第1部では、まず鈴木美穂様が24歳の時に乳がんと宣告されてから、手術までの実際の映像を振り返りました。治療中は、この世の中から置いてきぼりにされた気持ちになり、死を考えることもあったそうです。そのような時に、今生きているうちに絶対にやりたいと思った5つのことがありました。それは健康なうちは当たり前のようにいつかできると思っていた「自分にしかできない仕事」「結婚」「出産」「世界一周」「親孝行」です。治療中、もし元気になることができたら、「後悔しないように生きよう」「今の自分と同じように辛い思いを抱えている方のために、できることをしよう」と考えることが治療の原動力となっていたとお話しいただきました。

「自分にしかできない仕事」では本業であるキャスターの仕事だけでなく、マギーズ東京を設立された経緯と想いをお伝えいただきました。そして10年間の闘病生活を終えた2018年、「世界一周」を実現され、「結婚」「出産」もご経験されました。病気を経てさらに強く意識している「親孝行」、これからも最大限行いたいとお話しいただきました。
また、仕事との両立として職場での出来事について、周囲の対応・言葉について実体験をもとにお話しいただきました。
もしも自分や家族に治療が必要となったとき、仕事や子育てと両立することは可能なのかなど不安を抱く方へ「忘れてはいけないことは1人で抱え込まないことです。自分の身体や心の声を無視せずに、相談できる人や場所を見つけてみてください。」とお話しいただきました。また、サポートする周囲の方は普段通りの対応を心がけ、こうしなくてはいけないといった先入観を捨てることが大切になるとお伝えいただきました。

第2部のNESIC人事部 山﨑様とのトークセッションでは、2人の実体験をもとにお話しいただきました。山﨑様は、疾病を患った家族を支える立場からのお話をされ、鈴木様とのセッションは現実的でより深みのある内容となりました。
また、NESICにおいて使える制度、治療(介護)と仕事の両立支援に関する制度、疾病等の予防に向けた取り組みについて紹介いただきました。山﨑様のお話を参考に、もしもの時に備えてお勤め先の会社の制度を皆さんも調べてみてはいかがでしょうか。
第3部の質疑応答では、皆さんにたくさんのご質問をいただきました。時間の都合上、回答できなかったご質問は、ぜひマギーズ東京へお問い合わせいただけますと幸いです。

マギーズ東京は、がんになった人とその家族や友人などが、とまどい孤独なとき、気軽に訪れて、がんに詳しい友人のような看護師・心理士などに、安心して話せる場です。
お気軽にお問い合わせ・ご来訪ください。
※本来は事前のご連絡などなしにお越しいただける施設ですが、新型コロナウイルス感染予防対策の観点から、皆さんに安心してお越しいただけるよう、しばらくの間、センターへのご来訪前にご連絡をお願いしています。
オフィシャルWebサイト:https://maggiestokyo.org/
メール:soudan@maggiestokyo.org
電話: 03-3520-9913 ※当日の場合はお電話にてお願いします。
FAX: 03-3520-9914(平日10時〜16時)

期間限定アーカイブ動画は掲載終了いたしました。

※当サイトの映像・画像・資料の再配布(同じような形のサイトを作成する行為)は禁止させていただきます。
また、当サイトの映像・画像・資料を加工した転載や配布も禁止させていただきます。

※本コラムは2023年11月10日時点の情報です。

【本件に関するお問い合わせ先】
三井不動産ビルマネジメント株式会社
ビジネスソリューション事業推進本部 関口、興津
event@mfbm.co.jp

column