2024.01.22

4年ぶりにリアルでの開催が実現!「第5回クイズ大会」決勝大会をレポート

&BIZ会員の皆さんと、クイズを通して楽しい時間をともに過ごす「会社対抗横断クイズ」。今年は111チームがエントリーし、決勝大会は4年ぶりにリアルでの開催が実現。応援や観覧の方たちも加わって、大いに盛り上がりました。では、その決勝大会の様子をご紹介します。

出場チームも、応援する会場の方たちも、一体感をリアルに堪能

今年で早くも5回目を迎えた、『三井のオフィス』会社対抗横断クイズ。常連のチームも新しく参加したチームも、エントリーした全111チームが予選Webテストに挑戦。そこを通過した12チームが決勝大会へ進出しました。

これまでオンラインでの開催が続いていた決勝大会ですが、今年は4年ぶりにリアルでの開催。会場は、なんと格闘技の聖地、後楽園ホール。その会場中央に、熱い戦いのシンボルともいえるリングを設置し、出場チームがリング上で早押しクイズに答えたり、フリップに答えを書いて正解を競ったり。会場に詰め掛けた応援や観覧の皆さんも、拍手や歓声を送ってサポート。楽しく和やかな雰囲気ながらも、皆さん、気合は十分です!

決勝大会の進行役は、昨年に引き続き芸人のタケトさん。ゲストはこの会場にぴったり、プロレスラーのモノマネでおなじみの長州小力さん。2人で絶妙な掛け合いを披露してくれたり、難しい問題を即座に答える回答者に感嘆したりと、会場にたくさんの笑いを提供してくれました。

集中、先読み、チームワーク。自分と相手と時間との戦いに、会場中が大興奮!

大会開始の際はタケトさん、長州小力さんと会場の皆さんで一緒にこぶしを高々と突き上げながら声を上げ、気合充分。いよいよスタートです。

まずは、出場12チームを3つのラウンドに分けての準決勝から。ここでは、早押しクイズ5問、複数回答クイズ1問、選択式クイズ1問の計7問。今年も、時事、スポーツ、芸能、常識問題など、出題内容は多岐にわたり、SDGsに絡めた問題も多く出題されました。

たとえば、皆さんはこの早押しクイズにすぐ答えられますか?
「魚の尾頭つきを盛りつける際、通常は頭を左にしますが、例外的に頭を右に盛りつけるのが一般的である、「左ヒラメ」に対して「右」に続く魚は何でしょう?」
冷静に考えれば、答えが「カレイ」だとわかるかもしれません。ただ、これは早押しクイズ。2チームが問題の途中で先読みし、次々と間違えてしまったのです。そして、最後まで我慢して問題文を聞いていたチームが正解に!

リング上で真剣な戦いが繰り広げられている様子を見て、「クイズが楽しいから、すごい集中しちゃう」と長州小力さん。各チームが正解するたびに、会場からも「おー!」「やったー!」などの歓声や拍手が上がります。

複数回答クイズや選択式クイズでは、毎回、正解が明かされる直前、会場中が一瞬シーンと静まり返ります。そして、正解を聞いたとたんにドーッと歓声が湧く! これもリアル開催の醍醐味。出場している方も、応援や観覧している方も、一体となって盛り上がります。

準決勝を勝ち抜き、敗者復活戦で勝ち上がった計4チームが決勝へ

各チームメンバー3人の強みが異なり、問題によって得意とする人が素早く答える、という連携の良さも多々見られました。メンバーそれぞれの特徴とチームワークでクイズに挑んでいるようです。

そして、準決勝の各ラウンドで勝って決勝進出を決めたのが、
フラミンゴ(アビームコンサルティング株式会社)
MISIクイズ研究会(伊藤忠丸紅鉄鋼株式会社)と、
昨年優勝したコクヨ株式会社より、コクヨのク「イス」部!?の合計3チーム。

でも、ここで敗退したチームも諦める必要はありません。敗者復活戦で1チームだけが決勝に進むことができるからです。そこで勝ち上がりを決めたのが、はなまるクイズおばけ(株式会社サンリオ)。優勝経験のある企業より出場をつかんだ強豪チームです。

次は決勝ラウンドですが、その前にも見どころが。
今年の夏、4年ぶりとなる「第46回 新宿三井ビルディング会社対抗のど自慢大会」が開催され、そこで優勝したPayPay銀行株式会社がリング上で特別パフォーマンスをしてくださいました。歌は、絢香×コブクロの『WINDING ROAD』。新宿の夏の風物詩ともいえる一大イベントで優勝したチームだけあって、美しいハーモニーが後楽園ホールに響き渡ります。会場の皆さんも手拍子をしながら聞き入り、贅沢なひとときを過ごしたようです。

ハイレベルな戦いを制して『三井のオフィス』クイズ王に輝いたのは?

さて、いよいよ決勝ラウンド。ここまで勝ち上がってきた4チームがリングに登場。「優勝して賞品をゲットします」「頑張るぞー!」など、それぞれ意気込みを口にします。そんな中、MISIクイズ研究会は、連覇に挑む前回チャンピオンのコクヨのク「イス」部!?に敬意を表して「名刺交換させてください!」と依頼。リング上で名刺交換が実現したのです。対戦チーム同士の微笑ましいコミュニケーションに、会場からは笑いと拍手が起こりました。

さて、準備が整いスタート。決勝ラウンドはすべて早押しクイズで、5問先取したチームが優勝です。

1問目は、クリスマスにちなんだクイズ。その後、エンタメ、社会、文学、歴史、スポーツなどのクイズが出題され、9問が終わったところで、コクヨのク「イス」部!?が4ポイントでリーチ。フラミンゴは3ポイント、はなまるクイズおばけは1ポイント、MISIクイズ研究会は0ポイントで追いかけています。

そして10問目。「SDGsの目標15は『陸の豊かさも守ろう』です。さて、今年2023年10月より島の環境を維持するために、観光客に対し1人1回あたり100円の環境税の徴収をはじめた広島県の~」というところで、コクヨのク「イス」部!?が「宮島」と回答。これが正解! 見事、優勝を手にしました。

職場や社外の仲間とともに考え、笑い、応援する貴重な時間に

コクヨ株式会社はこれで大会3勝目になりますが、メンバーの一人は「非常にうれしいです。いままで優勝チームにいたことがなくて、三井のクイズ大会で優勝したのは初めてなので、感無量です」とあふれんばかりの笑顔でコメント。対戦したチームからも会場からも「おめでとうー!」という声が飛び交い、大きな拍手に包まれました。

最後に長州小力さんは、「後楽園ホールで初めてクイズの戦いを見ましたが、楽しかったですね。白熱していました。参加できて良かったです。ありがとうございます」と、こちらも満面の笑み。進行役のタケトさんは、「皆さま、本日はご参加、ご来場、誠にありがとうございました!」と締めくくってくださいました。

4年ぶりにリアル開催となった決勝大会。多くの方と直接コミュニケーションできることの楽しさ、大切さを実感できる大会となりました。もちろん、予選Webテストに参加してくださった多くの皆さんとオンラインを通じてつながれたことも、意義のある大切なことでした。このイベントが&BIZ会員の皆さんにとって、社内・社外を問わず、コミュニケーションの場になれていたら大変うれしいです。

※本記事内クイズの問題・回答は2023年12月18日現在のものです。

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