2019.12.09

中澤佑二も参戦!『三井のオフィス』スポーツフェス for TOKYO 2020 「FUTSAL CUP 2019」決勝大会

「東京2020 公認プログラム」として、10月より予選が行われてきた『三井のオフィス』フットサル大会。その決勝トーナメントを、11月17日(日)豊洲テントドームにて開催いたしました。約100チームの頂点に輝くのはどのチームか!?元日本代表・中澤佑二さん率いるドリームチームも登場し、爽やかな笑顔と歓声で盛り上がった会場の様子をご紹介します。


中澤チームを目指して熱戦を展開!

気持ち良い晴天に恵まれた11月17日(日)、厳しい予選を勝ち抜いた12チームが会場に集結!第3回目となる今年は、約100ものチームにご参加いただき、決勝トーナメントに出場された皆様の気合いも例年以上。初戦から攻守がどんどん入れ替わり、積極的にゴールを狙い合う白熱の試合展開に。コート外のチームメイトやご家族の声援にも熱がこもります。「勝ち上がってきただけあって、気合が違いますよね」「熱いチームが多いですね」と感心しながらゲームを見守る方々も。

男女混合チームで争われる今大会は、女性のゴールは点数が2倍という特別ルール。「モチベーションにもなるけど、ちょっとプレッシャー(笑)」と語りながらも、ゴールを決めて大活躍する女性プレイヤーの姿も印象的でした。




「車いすラグビー体験」などオリパラにまつわるコンテンツも!

会場には、パパ・ママを一生懸命に応援する小さなお子様たちの可愛いらしい姿も。そんなお子様たちを同僚の方々が代わる代わる優しく見守る微笑ましい光景も見られました。同僚の応援にご家族でお越しになったという女性は「会社の人に家族を紹介するチャンスはなかなかないので、良い機会になりました」とお話ししてくださいました。

ウィルチェアラグビー日本代表の菅野一彦選手にお越しいただき、東京2020パラリンピック正式種目である車いすラグビーの体験イベントも同時開催。タックルの実演では、車いす同士がぶつかる「ガチャン!」という金属音と衝撃の激しさに、驚きの声が上がる場面も。

また、オリンピック・パラリンピックに関するクイズイベントも実施。多くのご来場者の方々に、さまざまな形でオリンピック・パラリンピックに対する関心や理解を深めていただくコンテンツを体験していただきました。




ついに決勝!100チームの頂点に輝くのは!?

トーナメントが進むごとに、さらにゲームは白熱!「中澤チームと戦いたい!」と、優勝を目指してボールを奪い合います。そんな熱い試合の中でも、転倒した相手選手を気づかったり、試合終了後には笑顔でお互いの健闘を讃えあったりと、スポーツを通した爽やかな交流が見られました。

そして決勝戦に駒を進めたのは、LEADS FC(株式会社LIXIL)とJA三井リースサッカー部。両チームとも3年連続決勝トーナメントに出場し、何度も対戦している組み合わせです。実はこの日の初戦でも対戦していました。「初戦では負けてしまったので、リベンジを果たして優勝したいです!」とJA三井リースチーム。
一方のLEADS FCチームは、「決勝まで来ちゃいましたね。予想外です(笑)」と和やかな笑顔でコートに向かいます。

アンセムにのって両チームが入場し、いざキックオフ!先制点を決めたのはLEADS FCで、その後も追加点を決め2-0でリードのまま前半を終えました。後半JA三井リースチームが2点を返しますが、さらにLEADS FCが点を追加。結果、3-2でLEADS FCチームが初優勝を手に入れました!




サッカーの枠を超えた多彩なメンバーが集結!

そして、いよいよ中澤佑二さん率いる「ドリームチーム」の登場です。すっかり日が落ちて気温が冷え込むなかも、会場の熱気はぐんと上昇!

今回の中澤チームは、サッカーの枠を超えた多彩なメンバーです。アンプティサッカーのエンヒッキ・松茂良・ジアス選手、日本屈指のフリースタイルフットボーラーのもじゃ~るさん、アンプティサッカーのエンヒッキ・松茂良・ジアス選手、テックボール日本代表の菅原佳奈枝選手、セパタクロー日本代表の寺本進選手の4名。華麗な足技を駆使した圧巻のデモンストレーションに、会場からは「おお!」という驚きの声と大きな拍手が湧き起こりました。

実は幼馴染で30年来のお付き合いという、中澤さん&もじゃ~るさんの楽しい掛け合いも会場を和やかに盛り上げてくれました。

優勝チームLEADS FCとのエキシビジョンマッチでは、菅原佳奈枝選手が大活躍。華麗なボールさばきでゴールを揺らします。対するLEADS FCチームは、会場からの大きな声援にも後押しされ、ドリームチーム相手に2得点と大健闘!結果ドリームチームが勝利しましたが、両チームの素晴らしいプレイに、会場全体が爽やかな笑顔で溢れました。




「健全な体で健全に働きましょう!」中澤佑二さん

中澤佑二さんに、今大会の感想をお聞きしました。



―LEADS FCチームはいかがでしたか?

「約100チームから勝ち上がってきたって、すごいですよね。うまかったですよ。きっと小中高としっかりサッカーをやってきたんだろうなと感じるような、いいプレイが見られました。僕も前に出でシュートを決めようと思ってたんですけど、ダメでしたね。チームとしては勝ちましたけど、僕1点も決めてないんで、ラモスさんに怒られちゃいます(笑)。次回はしっかり体を鍛えて、今日以上のプレーをお見せできるように準備します」

―今大会について、『三井のオフィス』にお勤め方々の交流を目的としている点についてどう思いますか?

「とても良い取り組みだと思います。1つの競技を通して、いろんな人と出会えたり、コミュニケーションできたり。まさにスポーツの素晴らしさを感じられる試みですよね。良い汗をかきながら情報の共有ができたり、新しいアイデアが生まれたりということもあるかもしれないし。適度な運動は、仕事にも良い影響を与えると言われてますからね」

―今大会について、「東京2020 公認プログラム」の取り組みであるという点についてどう思いますか?

「こうしたスポーツを体験できる素晴らしい機会がもっともっと増えていくといいですよね。僕自身、さまざまなスポーツイベントに参加させていただき、今日もアンプティサッカーのエンヒッキ・松茂良・ジアス選手とプレイしましたが、パラ競技も含めてこれまでよく知らなかったスポーツへの理解を深める機会にもなっているので。特に子どもたちがたくさんのスポーツを知って、やってみたいと思える競技に出会う機会に恵まれたらいいなと。スポーツに夢を抱く子どもたちが増えれば、日本の未来も明るいと思います」

―『三井のオフィス』にお勤めの皆様に、メッセージをお願いします!

「今回参加できなかった方も、ぜひ次の機会には!体を動かして良い汗を流せば、頭がクリアになって、ストレス解消にもなると思います。デスクワーク続きで体がなまっているという方はぜひ、疲れない程度に体を動かしましょう。素晴らしい景品もたくさんご用意されていたので、それをモチベーションにしてもいいと思います。今回は結果が残せなかったというチームも、"次は自分たちが!"とぜひまた参加してください。健全な体で、健全にお仕事をされることを応援しています」


「チームワークと和やかなムードが勝因」LEADS FCチーム

優勝したLEADS FCチームにも、コメントをいただきました。

―優勝おめでとうございます!感想をお聞かせください。
「嬉しいです!ありがとうございます。3年連続決勝トーナメントまでは来ているんですが優勝は初めてで、正直、予想外です(笑)。勝因は、チームワークの良さですかね。この3年メンバーはほとんど変わっていなくて。サッカー未経験で入ってきたメンバーが、この大会を通してずいぶん上達して今年は活躍してくれたり。そういう成長も感じながら、楽しくプレーできました。気合の入った熱いチームが多いなか、うちはゆるい感じで(笑)。逆にそれがよかったのかもしれません」

―「中澤チーム」との試合はいかがでしたか?
「楽しかったです。最初は緊張したんですが、いざ始まってしまえば全然。中澤選手とぶつかったんですが、すっごい硬かったです(笑)。筋肉のつき方がやっぱり違いますね。また来年も参加できればと思っています」

『三井のオフィス』スポーツフェス for TOKYO 2020の中でも、最大級の規模となった今大会。多くのオフィスワーカーの方々とそのご家族に、スポーツを通したコミュニケーションの素晴らしさを体感していただくことができたのではないでしょうか。


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