2025.08.19

東レ×ユニクロが追求した「猛暑に立ち向かう」素材の力とは?

日本の夏は年々暑さが増しています。2024年6月〜9月の熱中症死者(概数)は2,033人に上り、これまで最多だった2010年の1,684人を大きく更新(厚生労働省発表)。夏の4ヶ月間だけで、2024年度の交通事故者数2,663人(警察省発表)の約8割に迫る水準となりました。2025年は6月の日本の平均気温が平年よりも2.34℃高く、観測史上最も高温を記録しています(気象庁発表)。

日中に浴びた強い熱は、想像以上に体にためこまれ、自律神経を乱し、だるさや疲れ、食欲不振などを引き起こします。

そんな猛暑でも快適に過ごせるよう、東レとユニクロが共同開発したのが、遮熱ができる晴雨兼用傘「UVカットコンパクトアンブレラ/遮熱」です。

この遮熱傘をさしてみると気分はまるで日陰!というくらい、しっかりと涼しいのです。その効果は、サーモグラフィーで見ると一目瞭然。

東レ瀬田工場の人工気象室で実際の使用場面を想定して行った実験では、サーモカメラ画像からの温度測定によると、33℃の日に外に出てたった5分で、頭頂部の表面温度が60℃前後にまで上がってしまうという結果に。そんな真夏の環境でも、遮熱傘をさすことで、表面温度はおよそ5〜10℃も低くなっています。

試験環境:33℃×60%RH+日射1.16kW/m2(東京の8月想定)
試験前環境:23℃×50%R.H. (暑さ指数WBGTが21以下であり、熱中症の危険性が小さい屋内環境)

この、太陽からの熱を軽減させる素材の裏側には、実は東レの技術があったのです。

熱をため込むことによる、夏の「なんとなく不調」に要注意!

猛暑の季節、熱中症に関する報道が連日行われています。熱中症というと、めまいや頭痛、ひどいときには倒れてしまったり、意識障害を引き起こしてしまったりする、という怖い症状を思い浮かべがちです。しかし、重症ではなくとも、頭が重い、朝起きるのが辛いなどの不調を感じている方は多いのではないでしょうか。夏の「なんとなく不調」について、暑さ対策に詳しい石原新菜先生に聞きました。

「だるさや疲労など『なんとなく不調』と感じる症状の多くは、自律神経中枢の乱れによって引き起こされています。

脳内にある自律神経中枢は、体温調節や心拍、呼吸、内臓の働きなどをコントロールする司令塔。ストレスや寝不足、二日酔いなどで負荷がかかると、そのコントロール機能の乱れにつながります。

さらに猛暑の今、特に注意したいのが太陽の熱によるダメージです。自律神経中枢は常に忙しく働いていることから、そもそも発熱しやすい部位。さらに熱を浴びて頭頂部が熱くなると、オーバーヒート状態になってしまいます。

その結果、体温調節がうまくいかずに熱がこもり、全身の働きが低下することで、さまざまな不調に見舞われるのです。」

「暑いなかを歩いて帰ったら、だるくてソファに寝そべったまま起き上がれないとか、動悸がする、というのも、夏の『なんとなく不調』の一つです。クールダウンして回復したと思っても、熱による自律神経中枢へのダメージは残っている状態。それでまた翌日暑いなかに出かけていくと、今度は前の日よりもっとダメージを受けてしまうという、悪循環になってしまいます。

これを防ぐには、まずは熱を遮ることが大切です。また、あまり汗をかかないという方は、暑くなる時期の2週間前くらいから、たとえば半身浴をしたり運動したりして、汗をかけるような体づくりをすることがおすすめ。いきなりだと危険なので、ちょっとずつ体を慣れさせていき、自律神経が整ってくると、血管や毛穴の開閉機能などが気温に適応するようになり、熱中症の予防にもつながります」

「なんとなく不調」を防ぐ、夏の新習慣。遮熱傘という選択。

「なんとなく不調」の対策として、何よりも大切なのが「体に熱をこもらせない」こと。
そのためには、短時間の外出であっても、「熱」を遮ることが重要です。夏の必需品となってきた日傘の多くについているUVカットや遮光は嬉しい機能ですが、猛暑の長引く昨今においては、それだけでなく、「熱」を遮る発想が必要だったのです。

そんな「熱」に着目し、ユニクロと東レがこの夏新たに共同開発したのが、遮熱機能つきの傘。

糸に反射・吸収などの機能性を持った粒を練り込むことで、遮熱・遮光・UVカットを実現。さらに主流であるコーティング加工ではなく、ラミネート加工を応用した多層構造になっていて、表面で反射しきれなかった熱や光を、内側の素材が吸収する仕組みに。傘そのものには光が当たって熱くなりますが、その熱が体に伝わりにくく、涼しさを感じられるのです。

東レ×ユニクロの遮熱傘で毎日をもっと快適に

ユニクロと東レは、1999年のフリースの素材供給を皮切りに、2006年に戦略的パートナーシップを締結。その後もヒートテックやエアリズム、パフテックなど、25年以上の協業で大ヒット商品をさまざま生み出してきました

今回の「UVカットコンパクトアンブレラ/遮熱」も、ユニクロと東レの協業が生んだ新商品です。

25年以上にわたり、ユニクロの商品開発を長く支えてきた東レの先端技術は、S-45(熱を45%以上55%未満カット)を実現しました。高い遮熱効果やUVカット効果がありながらも手に取りやすい価格とあって、発売直後から大きな評判をよんでいます。

また、男性の日傘率が高くなったことを受け、日傘としては55cmのやや大きなサイズで発売。シンプルで誰にでも使いやすく、バッグに入れて持ち運びができるサイズなのもうれしいところです。日陰が広くなるだけでなく、晴雨兼用なのでゲリラ豪雨などにも、問題なく対応できます。

日傘の役割は、これまでの「日焼けしたくない」というところから「体を守る」というステップにきています。駅までの短い時間くらいならいらないかな、と思いがちですが、そんな短時間でも危険な暑さの時代。仕事のパフォーマンスを維持するためにも遮熱傘で熱を軽減させ、長引く猛暑でも、快適に過ごしたいですね。

プレゼントキャンペーン開催中!

本コラムでご紹介した【UVカットコンパクトアンブレラ/遮熱】が抽選で30名様に当たるプレゼントキャンペーンを、9月5日(金)まで開催!
ぜひこちらからご応募ください。
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※キャンペーンへの応募には、&BIZのログインが必要です。

また、全国のユニクロにて好評販売中!オンラインショップでも購入可能です。

監修 石原新菜先生

自然医学の権威で父の石原結實氏とともに、メキシコのゲルソン病院やドイツ、英国の自然療法機関で自然医学の基礎を養う。現在は漢方・自然療法・食事療法を中心とする診療を行う傍ら、テレビや講演、執筆など幅広く活躍。著書に『眠れなくなるほど面白い 図解 免疫力の話』(日本文芸社)や『読む冷え取り』(主婦の友社)など多数。

※本情報は2025年8月時点のものです。

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