2025.07.29

歯科現場に息づく三井化学グループの技術力

三井のオフィスの健康経営支援サービス「&well」にて、三井化学グループと共催でオンラインイベント「&well Challenge オーラルケア」を開催いたしました。
というのも、歯科医療の現場で使われている製品の多くに、三井化学グループの技術が活かされているからなんです...!

本コラムでは、イベント内でもご紹介した 三井化学グループのオーラルケアへの取り組みをあらためてピックアップ。 「性能の良さ」だけでなく、生活の質(QOL)への貢献を大切にする価値観もご紹介します。

歯科医療の現場に息づく 三井化学グループの技術力

三井化学グループがオーラルケアに関わっていること、あまり馴染みがないかもしれません。というのも、製品はドラッグストアなどでは販売されていないため。でも実は、歯科医療の現場では数多く使用いただいています。

なかでも注力しているのは、修復用コンポジット、接着用セメント、入れ歯用材料、3Dプリンター・インクなど。

これらの製品を支えているのが、三井化学グループが長年培ってきたバイオ関連技術やポリマーテクノロジーによるイノベーションです。さらに歯科専業メーカーの関連会社との連携によるシナジーも活かし、継続的に新製品の開発に取り組んでいます。

「生活の質への貢献」を "見えるかたち"に

三井化学グループが大事にしているのは "機能の良さ" の先にある「生活の質への貢献」。その価値観から生まれたのが、製品・サービスの社会的価値を評価・認定する独自指標です。

環境への貢献を「Blue Value®」、QOL(生活の質)への貢献を「Rose Value®」と定め、独自の基準に基づく評価・審査により対象製品を認定。これにより、製品・サービスのライフサイクル全体を通じた環境影響や価値を "見えるかたち" にしています。

この背景には、「環境と調和した循環型社会」「多様な価値を生み出す包摂社会」「健康・安心にくらせる快適社会」といった、三井化学グループが目指す未来社会への想いがあります。

オーラルケアの分野においても、口腔内のトラブル改善や、健康状態の維持・向上につながる歯科材料や医療機器が、「Rose Value®」として多く認定されています。

歯と笑顔を守るために

かつては「虫歯ができたら歯医者さんへ」が当たり前でした。でも今は、「虫歯にならないように通う」時代です。

毎日のセルフケアに加えて、歯科医院での定期的なクリーニングや検査を受けることで、予防の力はさらに高まります。

三井化学グループはこれからも、皆さまの健康な歯と笑顔を守るために、技術の力で革新的な製品開発に取り組んでまいります。

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