2016.09.27Creativity & Business,イベント

日本のおもてなしがエンターテインメントに!リアルとアニメで日本をアピールする「SAKURA」

日本の伝統芸能とアニメを融合させた、新感覚ナイトエンターテインメントショー「SAKURA」が現在、日本橋浜町の「明治座」で公演中です。海外からのお客さんに東京の夜をもっと楽しんでもらいたいという願いを込め、日本を代表する文化コンテンツを融合させた魅惑のステージには、SAKURAアプリを使って観客も参加することができます。



 1873(明治6)年に創業された、東京で最も歴史の長い劇場・明治座は、140年以上の長きに亘りさまざまな芸能を発信し続けてきました。その明治座で現在公演されているミュージカルファンタジーが「SAKURA -JAPAN IN THE BOX-」(以下、SAKURA)です。これは日本の伝統芸能とアニメ、最新のテクノロジーを融合させた新たなエンターテインメント。2020年の東京オリンピック開催を控え、今後さらなる増加が期待される訪日外国人の需要獲得を目指し、東京・江戸文化発祥の地、日本橋から発信する、観光都市・東京の夜間市場活性化のプログラムとして位置づけられています。
 訪日外国人観光客は増加を続けるいっぽう、「爆買い」ブームも一段落した今、インバウンドは、「モノ消費」から、特別な時間や体験・サービスに重きを置く「コト消費」へと、トレンドが変化しています。しかし、東京は、訪日外国人がショッピングを終えた夜の時間帯に楽しめる場所が意外と少ないとも言われています。そのため、東京の夜を安心して楽しみ、より多くの思い出を作ってもらうためのコンテンツとして実施されているのが「SAKURA」。19時と20時30分からの2回公演と、夜遅い時間帯に設定されています。



「SAKURA」は日本初のアクロバットダンス・カンパニー「G-Rockets」を主宰する多田誠氏が総合演出を手掛ける、光、映像、音楽で魅せる新感覚パフォーマンス。日本舞踊や和楽器などの伝統芸能と、「クールジャパン」を象徴するアニメーションなどのポップカルチャーやプロジェクションマッピングを組み合わせ、日本の美しさや四季の移ろいを表現した舞台で、一人の少女が成長していく姿を描いています。セリフは極力抑えられているので、海外からのお客さまにも受け入れられやすく、観客は専用のアプリと連動させることで、スマホを使って舞台に参加できるという演出もあり、まさに新感覚なエンターテインメントです。

 舞台は東京で慌ただしい日々に追われている女子高生サクラの前に、一匹の白狐が現れることから始まります、白狐を追いかけるうちに異世界に迷い込んでしまったサクラ。そこは、多様な"日本"が"時空を超え"行き交い変化しつづける世界──JAPAN IN THE BOX。 突然、サクラの持っていたスマートフォンが光り出し、桜の精霊・SAKURAが語り出す。 サクラを待っていたこと、四季の精霊たちがいざない導くこと、そして最後に「すべては、あなたの心の中──」と言い残し消えていくSAKURA。 戸惑いながら白狐の後を追っていくサクラの前には季節を司る精霊が、舞台とアニメーションで次々と現れ、日舞、和太鼓演奏、殺陣、祭り囃子、横笛演奏、さらにはシルクド・ソレイユのようなパフォーマンスを繰り広げます。精霊たちとの出会いによって、人間として成長して行くサクラ。希望の翼を大きく広げ、新たな旅立ちを心に誓う彼女の姿を最期は圧巻の演出が包み込みます。



 公演は9月7日からスタートしていますが、初日の公演は大盛況。サクラ役(ダブルキャスト)の星守紗凪さんは、「お稽古が始まってから初日を迎えるまでもあっという間、本番もジェットコースターのようにあっという間でした!」と、充実した表情で感想を語っていました。

 日本の伝統と最先端テクノロジー、そして大和撫子の美しさ、強さをも表現した、新世代のエンターテインメント「SAKURA」。海外の方はもちろん、日本の方も楽しめます。


SAKURA -JAPAN IN THE BOX-

公演日程:2016年9月7日(水)~
公演時間:19:00〜 / 20:30〜
(公演日によって開催時間が異なります。詳しくは下記ホームページよりスケジュールをご確認ください。)
会場:明治座(東京都中央区日本橋浜町2-31-1)
主催:株式会社明治座
特別協力:三井不動産株式会社
共催:株式会社イープラス
http://sakura-meijiza.com

「SAKURA -JAPAN IN THE BOX-」鑑賞券プレゼント

新感覚ナイトエンターテインメントショー「SAKURA」の鑑賞券を、ペアで10組20名様にプレゼントいたします。
●鑑賞日:11月末日まで有効
●当選者:10組20名様
●応募締切:2016年10月21日(金)

募集は締め切りました。
たくさんのご応募ありがとうございました。

Creativity & Business

column